ここ最近3Dプリンターを使用したあらゆる可能性が試され成功しています。
今回も3Dプリンターによる新たな試みが建築界で開発されました。
3Dプリンターで家を建てる事に成功
3Dプリンタで家を建てる事に成功したのはアメリカ・サンフランシスコの非営利団体「New Story」とテキサス州オースティンの建設会社「ICON」で
驚くべきはその価格で日本円にして約42万5000円という低価格!
更に建てるのに費やす時間も24時間と驚愕の短時間!
「ひょっとして早かろう安かろう悪かろうなのでは?」
と思っていしまいますが、外装は勿論の事、内装もリビングから水回り迄バッチリ仕上がっているとの事です。
広さ60平米と充分な広さです。
まだまだ試作段階のようですが
プリンターひとつで簡単に家を建てれる時代が来てしまったんですね。
そしてこの先もっと進化するんでしょうね。
不動産屋さんにプリンターだけ置いてあってその場で注文出来たりしそうですね。
私は初耳だったんですが、実はこの3Dプリンターで家を建てるという試み、海外では数年前から注目されていたというから驚きです。
なぜ、3Dプリンターで家を建てようと試みたのか?
貧困地域や、被災地で住むどころか無くて困っている人達に向けた住居を立てていた「New Story」の最高執行責任者アレクサンドリア・ラフシさんが
作業の効率化を図るために行き着いた答えが3Dプリンターだったのです。
インク代わりにプリンターに入れるモルタルの混合剤も特殊な物で、粘土は弱く強度は強いといった物にしてあるようです。
乾く速さも早すぎもせず遅すぎてもダメだという事、更に現地調達出来る材料じゃなければ手間が掛かるという事で
材料一つとっても制約があって大変そうです。
そして、やっと準備も整っていざテストをしてみるとコンクリート用のパイプが詰まるといったトラブルに見舞われ、
コンクリートの層を八層積み上げてはパイプを掃除するといった地道な作業を繰り返し、見事に完成した家は現地の建築基準を満たす完璧な出来ばえだったようです。
そしてラフシさんの次なる目標はエルサルバドルにプリンターを持込みプリンターはうすのコミュニティーを作る事だそうです。
きっと上手く行くと思います。
3Dプリンターの家は日本での導入はされるか?
海外では中国、ロシア、上記のアメリカなど3Dプリンターハウスが注目を集めていますが、
日本国内ではどうなのか調べてみました。
日本は地震大国という事もあり、実現する迄には様々な基準もあるようです。
技術的な面では細かい部材などは作れるようです。
いずれは耐震基準を満たした、強い家を3Dプリンターで作れる時代が来るのではないかと楽しみにしています。
今回も最後までお付き合い下さってありがとうございます。
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