現在、日本にはパート主婦を除く非正規労働者で年収186万円以下の層が930万人ほどいると言われています。
住む家がなくネットカフェなどを泊まり歩くいわゆる「 ネカフェ難民」もこの層に多いと言われてます。
私もつい最近、家賃が払えなくなり住んでたアパートを退去することになり、次に移る費用がなくネカフェ暮らしも考えたんですが、
たまたまネットで見つけた「 東京チャレンジネット」と言う支援団体の事を知って、相談してみました。
その結果現在は一時住宅に( 1日500円)住まわせて貰ってます。
今回は東京チャレンジネットの支援を受けた感想や、手続きや条件などについてまとめてみました。
「 ネカフェでも快適だから大丈夫だよ」「 家なんて必要ないぜ!」
って方には意味のない記事になってます。
興味のある方は、最後までよろしくお付き合いください。
東京チャレンジネットとは?
主に、住まいがなくネットカフェに寝泊まりしている人に住居や資金、お仕事(主に介護職など)を紹介しています。
また、借金や雇用などの悩みがあれば無料の法律相談も受付ています。
法律相談を受けた時の事をまとめた記事です。
私は住宅支援と法律相談を受けたんですが、今回は住宅支援についてまとめていきます。
住宅支援を受ける手続きや条件は?
まず電話で問い合わせをして、面接の日時を決定し当日は
- 写真付きの身分証
- 給与明細
- 印鑑
の3点を持参して新宿の事務所で担当の方と待ち合わせその後、個別に面接をします。
面接は2時間ほどで、これまでの職歴や現在の収入や月の支出などを記入して、
その資料を元に3ヶ月間で次のお家へ移る為の初期費用が貯金できるかを計算して、その後審査に通します。
3ヶ月というのは一時住宅に住める期間で、この間に初期費用を貯めることになります。
審査の期間は人にもよると思いますが、私の場合は2日で審査に通ることができました。
その後、即入居とはならず1週間ほどネカフェ暮らしを経験しました。
住むところが決まり、1週間程の期限付きと分かるとネカフェ暮らしが少し新鮮に感じるくらいに、心に余裕も出てきましたが
やはりキツいっすね。
寝る時は斜めになってどうにか部屋に収まってました。
寝返りうつのも一苦労でした。
いよいよ、一時住宅入居の日「何処になるんだろう」とワクワクしながら、新宿の事務所で担当の方と待ち合わせをして一時住宅へ向かいます。
紹介されたのは偶然にも以前住んでいた場所から5分くらいの場所、それだけでも驚きなのに更に駅近の3F建て鉄筋マンションの3F部分という待遇で、
「嬉しいんだけど本当に良いのかな~」なんて、嬉しさと少し罪悪感の入り混じった複雑な心境で入室
入室した瞬間、これが1日500円!?と驚いてしまうくらい綺麗な17平米くらいのバス、トイレ、キッチン付きの1Kの部屋に案内され、
とても嬉しくて感謝の気持ちが溢れたのを思い出します。
しかも、エアコン、洗濯機、冷蔵庫、テレビ、電子レンジ、電気ポットなど必要最低限の家電も揃って至れり尽くせりの状態でした。
支援を受ける為の条件は?
支援を受けれるとはいえ流石に無条件という訳には行かず、いくつかの条件が必要になります。
- 東京都内で直近6ヶ月以内の生活期間があり、現在住居を喪失していること
- 給与明細など賃金証明で月に15万程度の収入がある人(私が一時住宅支援を受けた際はこの要件が必要でした。)
こちらを満たしてれば支援してもらえると思います。
あとは、次の物件に移るまでの間、担当者と月に1、2回面接を行っていきます。
その際に、一時住宅の費用を分割で払っていきます。(1日500✕数日分と言った感じに)
初期費用の貯金状況などを確認しつつ、退去の1ヶ月前~遅くても2週間前あたりには次のの物件探しの相談に入っていき、実際に現地に行ってみたりもします。
当然のように初期費用の貯金の具合で紹介される物件も異なります。
また借りれる物件には条件があり、
- チャレンジネットで提携している不動産屋が扱っている物件
- 東京チャレンジネットという名前の通り、東京以外の地域の物件は借りることができない
そこさえクリアしてれば問題ないしさほど厳しい条件ではないと思います。
そして、物件も決まり晴れて一時住宅を退去して、いよいよ新たなスタートを切ることになります。
今度の物件は、かなり値段を下げたこともあり、家賃は4万円(実際は3万5000円のところ初期費用を4万5000円にしてもらって、その後2年間は月4万円)
広さは11平米の1Rでビジネスホテルの客室くらいの広さで手狭ではありますが、寝るには充分なスペースで、
キッチン、トイレと風呂はシャワーのみですが、エアコンも完備されてます。
駅からは10分弱で場所も良く通勤も今と変わらない時間で行けるんで条件としては、良い方だと思います。
余程、好条件の物件が出てこなければこの物件に決定するつもりです。
家具は少しずつ揃えて行こうと思います。
今回と言うか、ここ数年で学んだことは、やはりお金や物に対する価値観で、考え方もガラッと変わりました。
身の丈にあった生活をこの歳にしてやっと身につけられたんだと思います。
ここから夢に向かって再スタートを切りたいと思います。
という訳で、”東京で住むところがなかったり、ネカフェ暮らしの人は、こういう支援もあります”と言う記事でした。
何かしらの参考になればと思います。
それでは最後までお付き合いくださってありがとうございます。
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