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太平洋ゴミベルトの大規模回収プロジェクトが始動

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太平洋の一部の海域に「太平洋ゴミベルト」と呼ばれる海域があるのをご存知でしょうか?

世界中のプラスチックゴミが海流に乗って最終的に辿り着く場所がカリフォルニアとハワイの間の海域にあります。

その海上を浮遊する島のようなプラスチックゴミの塊は何と日本列島の4倍にもなると言うから驚きです。

今回はそんなプラスチックゴミを根こそぎ回収しようというプロジェクトについて調べてみましたんでよろしくお願いします。

太平洋ゴミベルトとは?

太平洋ゴミベルトは1997年、ヨット愛好家のチャールズ・ムーア氏が拠点のロスアンジェルスに戻る途中に発見されました。

それをシアトルの海洋学者カーチス・エベスメイヤー氏が「太平洋ゴミベルト」と名付けました。

ゴミの海域に浮かぶその島のようなゴミの数は1.8兆個と言われていて94%が0.5mm~5mmのマイクロプラスチックですが、

総重量にするとわずか8%で、残りの46%は漁で使われる網だそうです。

この網が厄介で海を漂いながらクジラ、アザラシ、ウミガメなどに絡みつき傷付いたり窒息の原因にもなって「ゴーストネット」と呼ばれるようになりました。

まさに海を漂うゴーストですね。

また、ゴミの10%~20%は日本の海域からのもので、東日本大震災の時の津波で流れて来たもののようです。

現在、総重量にして8万8000トンにも上るプラスチックゴミの問題を解決しようと、

ある若手起業家が立ち上げたプロジェクトが話題を呼んでいます。

オーシャンクリーンアッププロジェクト(Ocean Cleanup Project)

オランダの若手起業家ボイヤンスラット氏(Boyan slat)は、高校生時代に海洋に漂うプラスチックゴミを回収するシステムを考案し、

それをTEDを通じて全世界にプレゼンし世界中から賞賛をされました。

そして、今回さらに壮大なプロジェクトのテスト運用が実施されます。

オーシャンクリーンアップシステム001と言われるシステムで2週間のテスト運用を行い

魚や、プランクトン、その他海洋生物の害にならずにゴミを回収する作業を行えるかを監視、確認します。

システムの見た目は長さ600mのパイプのようなチューブが海面に浮かんでいるだけに見えますが、海面下にも3m程のカーテンのようなスカートと呼ばれる部分が伸びています。

そのスカートでやや海面下にあるゴミを回収出来るとの事です。

魚などの生物はスカート下部をスルーして泳ぐのでゴミと一緒に生物を取り込む心配もないようです。

またシステムは波や風、潮の流れでヨットのように海面を漂いながらゆっくり移動します。

システムの両サイドが風下に流れる仕組みでU字型になる事でゴミを捕獲しやすくなります。

システムには多数のカメラやセンサーが付いていて現在地は衛星から監視されています。

ゴミが溜まるとクレーン船で引き上げ陸上げされるとの事です。

出典元:YouTube 朝日新聞社

オーシャンクリーンアッププロジェクトの今後

2週間のテスト運用が上手く行くようなら、更に900海里沖合いに移動して本格的に運用されるようです。

半年の間は監視の為に人員が常駐するようですが、それ以降は無人での運用になって行くとの事です。

今後、年間に55トンのブラスチックゴミを回収していくと共にシステムも更に60基増やす予定だそうです。
今後5年で約半分の太平洋ゴミベルトのゴミ回収を目標に、2050年迄に太平洋ゴミベルトそのものをなくす事を目標に活動していくとの事です。

また、太平洋と同様に大西洋にもこう言ったゴミが溢れた海域があって「大西洋ゴミベルト」と呼ばれていますが、

太平洋での運用が上手く行けば、きっと更に進化したオーシャンクリーンアップシステムが回収してくれると思います。

勿論それに頼りっぱなしではなく私達のゴミに対する意識も変えなければいけない時代になってきたんでしょうね。

今回も最後までお付き合い下さってありがとうございます。